手持ちで撮れるか確かめる

運動会の動画は、手持ちのスマホで子どもを残したい大きさで写せて、演技を最後まで録画できるなら、そのまま使う選択ができます。 まず学校の会場図から撮影できる場所と子どもまでの距離を見積もり、同じくらい離れた目印を撮って見返しましょう。 遠くの姿が小さすぎる場合に、望遠の強いビデオカメラや、望遠レンズ付きのミラーレスを候補にします。

残したい演技の長さで録画する練習も必要です。 画面で追えるか、構え続けられるか、電池と保存容量が足りるかを一度に確かめられます。 練習で家族を撮る場合は同意を得て、他人の子どもが写り込まない場所を選びます。 このサイトにはまだ動画の実写作例がなく、以下は公式仕様と計算による目安です。

3種類の動画機材を比べる

次の表は、スマホ、ビデオカメラ、ミラーレスを各1機種の公式仕様で比べたものです。 種類全体の優劣や、実際に使った感想を示すものではありません。 表の仕様とリンク先はすべて2026-10-05に確認しています。

スマホの例

iPhone 16は手持ちのスマホで動画を撮る場合の例です。 「光学ズームレンジ」は、レンズの画角で最も広く写す側から最も大きく写す側までの範囲を表します。

確認すること 公式仕様
ズーム 換算13、26、52mm。光学ズームレンジ4倍。動画のデジタルズームは最大6倍
録画上限 今回は未確認
持ち方と電池 手持ちで構えるスマホ。電池は内蔵

出典:Apple公式仕様。

ビデオカメラの例

FDR-AX45Aは動画撮影を中心に使う機材の例です。 「16:9」は画面の横と縦の比を表します。

確認すること 公式仕様
ズーム 16:9動画で換算26.8〜536mm、光学20倍
録画上限 1回最大約13時間
持ち方と電池 付属電池込みの撮影時約600g。手を支えるグリップベルトがあり、Vシリーズの電池を交換できる

出典:ソニー公式仕様とヘルプガイド。

ミラーレスの例

EOS R50にRF-S18-45mmを付けた場合の例です。 「高フレームレート動画」は、1秒あたりのコマ数を増やして撮る動画設定です。

確認すること 公式仕様
ズーム このレンズでは換算約29〜72mm。望遠を伸ばすには対応レンズを選ぶ
録画上限 通常動画は1回最大1時間。高フレームレート動画は最大15分
持ち方と電池 電池とカード込みの本体約375gにレンズの重さが加わる。電池は交換式

出典:キヤノン公式仕様とレンズ情報。

どの機材でも確かめること

録画の上限は、満充電で撮れる時間とは別です。 電池、保存容量、温度、画質の設定によって、それより前に録画が止まることがあります。 iPhone 16の「ビデオ再生最大22時間」は再生の仕様なので、録画時間としては使えません。 各機種の今回の設定での電池持ちは未確認です。 本番で使う画質と電池で、演技の長さに余裕を加えた試し撮りをしてください。

持ちやすさは、重さだけで決めず、ズームと録画ボタンを操作する姿勢で確かめます。 FDR-AX45Aのベルトは手を本体に添える構造ですが、約600gを演技の間ずっと構えられるかは別に試す必要があります。 ミラーレスも本体だけの重さで判断せず、使うレンズを取り付けて確認しましょう。

倍率と距離から写る範囲を見る

機種を比べるときは、ズームの「何倍」だけでなく、一番大きく写せる側のmmを見ます。 倍率は広く写す側と大きく写す側の比なので、出発点のmmが分からなければ望遠側のmmを求められません。 FDR-AX45Aなら、広角端26.8mmに光学20倍を掛けると望遠端536mmになります。 iPhone 16の光学ズームレンジ4倍は、13mmから52mmまでの範囲を表すため、「4倍なら20倍の4分の1の大きさ」とは比べられません。 これらのmmは上のメーカー仕様による値です。

機種をまたいで比べるには、同じ基準で写る範囲を表した35mm換算の焦点距離を使います。 写る範囲の計算機では、換算済みのmmを入力するときにセンサーを「フルサイズ」にしてください。 換算値はすでにフルサイズ基準なので、実機のセンサーを選ぶと換算を重ねた計算になってしまいます。 横向きで、撮る場所から子どもまでの距離を入れ、結果の横幅を参考にします。 26.8mmは整数入力に合わせて27mmへ丸めます。

たとえば30m先で換算52mmなら写る横幅は約20.8m、換算536mmなら約2.0mという計算になります。 この値は「フルサイズの横幅36mm×距離30m÷換算焦点距離」で求め、小数第1位に丸めた計算値です。 前者では周囲の人も広く入り、後者では子どもを追う際に画面から外さない操作が必要になります。 実写で確認した結果ではありません。

この計算機は横と縦の比が3:2の写真用で、16:9の動画や電子補正後の厳密な画角には対応していません。 動画では、横幅の計算を候補選びの参考にとどめ、全身の収まり方は実機で確認してください。 たとえばEOS R50は、動画電子ISという手ぶれ補正を「入」や「強」にすると映像が拡大されます。 換算約29〜72mmはレンズを起点とした参考値で、補正後の写る範囲を保証しません(キヤノンの説明、2026-10-05確認)。

写真と動画の担当を決める

写真と動画を両方残すなら、家族で撮影担当を分ける方法があります。 動画担当が演技を通して撮り、写真担当が走る姿などを撮れば、動画の途中で写真へ切り替える操作を避けられます。 撮影できる人数や場所は、学校の案内に従って決めましょう。

1人で撮るなら、先に動画で残す演技を決め、その前後や別の競技で写真を撮る順にします。 ミラーレスを両方に使う場合も、写真と動画の切り替え、録画開始、ズーム操作を練習してください。 撮影モードや電子補正で写る範囲が変わることがあるため、写真で入った全身が動画でも収まるか、録画画面で確かめます。

足りない場合に借りる

手持ちで撮りたい大きさや録画時間を満たせず、年に数回の行事に使うなら、購入の前に借りて試す選択があります。 候補の型番と使いたい日を決めてから、GOOPASSの公式一覧で取り扱いを確認してください。 この記事で挙げた機種の取り扱い、希望日の在庫、料金は未確認です。 リンクは公式への一般リンクです。

借りる前に、商品ページや貸出先で次の項目を確認します。

  • 貸出期間:試し撮りの日を含めて受け取れるか、返却の期限と手順は何か。
  • 電池:本体に対応する電池と充電器が付くか、予備の電池も借りられるか。
  • メモリーカード:カードが付くか、使う動画設定に対応する規格と容量か。
  • セット内容:ミラーレスなら必要なレンズも含むか、ベルトなど構えるための付属品があるか。

届いたら、空き容量と充電を確認して、本番と同じ設定で録画し、音も含めて見返します。 演技を最後まで撮れて、子どもを残したい大きさで写せて、構え続けられることを確かめてから当日に持って行きましょう。